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2016年1月14日 (木)

平成14年の拉致被害者帰国の経緯、どちらを信じるか?

拉致被害者蓮池薫の兄、透の書いた「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」が国会で取り上げられ、安部首相は拉致問題を政治利用して今の地位を得た、という同著の内容を民主党議員が質問した。首相はこの本が出鱈目として一蹴し、自身の言ってきた事実が異なるのなら議員辞職すると声明した。

一国の首相が議員辞職する、と言うのは首相個人だけでなく、国家の問題となる事件である。不思議なことにこの件は産経新聞以外では大きく取り上げられていない。安部首相を批判する朝日新聞もそうである。面妖なことである。

平成14年の拉致被害者救出のため、時の小泉首相が訪朝したのは日本中に拉致問題を知らしめた。それまでマスコミが取り上げなかったからであるが、現在からみれば、例えばISに誘拐された2人のジャーナリストへの対応を巡って、国民は多大の関心を引いた。しかし北朝鮮の拉致被害者は、わざわざ渡航への警告がされている中、戦場に行ってISに誘拐された2人と違い、平穏に暮らしていた人々である。米国ならば間違いなく戦争である。拉致された国民を救う事は、国家の存立にかかわる大問題なのである。

平成14年の政治折衝で、日朝でどのような裏取引が行われてきたかまだ全容は知らされていないが、金正日は拉致を認め、5家族をいったん返すこととなった。政府間の約束ではすぐ5家族は再び朝鮮に送らなければならない約束であったが、安部官房副長官が返す必要はないと主張して返還が実現した。このことに対し、蓮池透は朝鮮に返すな、と言ったのは自分で安部官房副長官ではないと本に書いている。

どちらが正しいか想像するしかないが、おそらく5家族の家族、親類が政府に対し朝鮮に帰らせないよう要請したのであろう。従ってその点では蓮池透の主張は嘘ではない。しかしそれは要請であって、政府間の約束を無視して日本に留まらせようと、政治的に動いたのは安部官房副長官であることも間違いないであろう。安部官房副長官は政府内の了承のためにマスコミ・世論を利用したのを自身の立身のため政治利用した、とする蓮池透の主張は中傷の領域になっている、と思う。

蓮池透は拉致被害者家族会から除名されている人物である。ぜひ家族会からことの真相を明かしてもらいたいものである。

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