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2009年10月31日 (土)

日本のインフラが心配

民主党政権のキャッチフレーズにコンクリートから人へ、というのがある。ダムに象徴されるコンクリートなどの公共投資をやめて、子育て支援などに投資するという政策である。

効果が明確でないダムや使用頻度の少ない高速道路を造るのは、建設業者など一部の業界にしか経済効果が無いのは、大筋そうであろう。例えば今問題となっている八ツ場ダムは貯水のためだが、何故水力発電しないのだろう。水力発電のための川の水量など、条件があるのかもしれないが、夜間電力を使って又、水を戻すなど、水力は環境技術なのだから、どうなんだろう。

それにしても、ワンフレーズの政策は単純すぎやしないか?郵政民営化、政権交代のみの総選挙は一方的な結果となった。例えば以前、文化大国を目指す、という方針があったかと思うが、そこには多くの要素が含まれ、立派な理念と思うが、コンクリートから人へというのには、浅はかな気がするのはいかんともしがたい。

3か月前の静岡の地震で、東名高速が地崩れし、5日間通行止めとなったのは記憶に新しいが(それとも75日以上たっているから、もう忘れたか?)、原因は、道路を造る際に、山を削ったり盛ったりするが、盛った部分が地震で崩壊したのである。そして、このように盛った箇所は、東名・中央高速で300か所もあるという。

今年8月の静岡地震は震度6弱であり、想定されている関東・東海・南海地震のエネルギーはケタ違いである。20年以内に発生する確率が80%という巨大地震が起きたら、1983年以前に造られた建物は崩壊し、救助活動のための道路は、東名の崩壊以上に寸断されるであろう。災害の発生から3日間が、生死の分かれ目なのにである。

インフラ整備や補強に掛る費用は膨大であろうが、例えば、食料品の流通方法を変えることにより、劇的に安く提供している大手スーパーの様に、天下りの温床である国交省の外郭団体を無くせば、例えば公共工事のコストは30%位は下がるのではないだろうか?

人に投資するのは、資源を持たない日本にとっては、国際社会の中で打ち勝つには唯一の政策であるのは明白で、もっともこれははるか紀元前の孔子が説いている。石油資源を持つ国も、将来のため国民を海外留学させているのである。

それでも、政策というものは、ワンフレーズでは危うい。教育の重要性を最も熟知しているユダヤの教えに、中庸が一番とある。決して日本のインフラが安全と思ってはならない。

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