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2009年6月20日 (土)

臓器移植法

臓器移植法の改正案が衆議院で可決され,参議院にて審議となった.12年を経ての改正なのである.

先進国の中で日本の臓器移植法では,15歳以下の臓器提供は認められなかった.臓器移植しか命を長らえる術のない子供の患者は,米国など海外で移植手術をするしかなく,それにはとてつもない費用が掛るのだが,子供の命には代えられず,募金などで費用を工面しているのが今の日本である.

しかし,海外では他国の患者を受け入れるのを拒否する趨勢となり,また,後進国での臓器売買には国際的な批判がある.日本としても,ドナーを自国で探さなければならないこととなったのである.

一番望ましいドナーは脳死患者である.脳が損傷を受け、血液が回らなくなると脳細胞は壊死していく.現在の医学では施しようのない状態が脳死なのである.だがほかの臓器は生きている.

脳死については20年位前に世論を巻き込んだ論争となった.脳死臨調である.その結論は脳死は死となったが,梅原猛は反対し,報告書にも少数意見として付記された.脳死状態の人体は,呼吸もし,体も温かく,もし妊婦であれば胎児は育つという.梅原猛は脳死状態は生きている,と直感するという.そして真実は直感するものだという.

梅原猛は私が尊敬する数少ない人なのだが健在で,再び脳死問題が問われている今,舞台に登場してもらいたい.

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