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2007年6月24日 (日)

真実の瞬間

ミート-ホープの偽装が内部告発により発覚し,社長が記者会見したときであった.前日と同じく,あいまいな答弁を繰り返す社長の言葉を取締役の息子が遮り,社長に本当のことを言いなさい,と言ったのである.

そして,ついに社長はすべて自分の指示により偽装が行われたことを認めたのであった.真実の瞬間である.

「真実の瞬間」という言葉は,有名な経営学の本のタイトルである.以前読んだことがあって,テレビの記者会見を見て思い浮かんだのであった.

真実とは,分かってみれば当然なことが多いが,必ずしも明らかにされないことが今の世の中にはあまりにもありすぎる.悪い人間がいっぱいいるのである.その点では,息子のとった発言は良心的なものなのだろう.

いや,社長が全責任をとり,後は息子が会社再生をするための芝居だった,と勘ぐるのは下衆というものか?

2007年6月16日 (土)

北朝鮮問題

マカオにある北朝鮮の銀行預金が凍結されていたが,ようやく解除された.核兵器廃絶の第一段階のための条件が行われたわけであるが,はたして北朝鮮はどうするのであろう.

たった数十億円が今の北朝鮮にはよほど必要だったのだろうが,それにしても3ヶ月以上約束の履行期日が延びたわけで,今後北朝鮮が約束を守るかは大いに疑問がある.今までも何度も嘘をつき,約束を破ってきたのである.今回,北朝鮮が急に態度を改めるとは思えない.

大体,国益を前にはどの国でも平気で嘘はつくものである.中国はその典型であり,アメリカもイラクへの武力行使では嘘をついたのだ.

だから北朝鮮には時間稼ぎの口実を与えないで,何しろ有無を言わさずに屈服,服従させるしかないと思うのだが,これは暴論であろうか?

2007年6月 9日 (土)

年金問題

年金問題が大きく取り上げられている.民主党による調査によって,社会保険庁の管理の杜撰さが暴かれている.年金納付について,収めたかどうかは個人の責任とでもいわんばかりの言い逃れは全く聞くに堪えないものだ.

社会保険庁が国民の年金を食い物にしている,少なくとも無駄にしている(現在進行形)のは周知の事実であるが,納付記録が出鱈目となると,これはなんというか,はっきり業務上過失違反である.

テレビの司会者が言っていたが,もう先ず国民全員に個人の納付記録が分かるようにすることだ.そして,それが本当に大変な過失であったなら,過去に遡って責任者の刑事処分をするしかないだろう.

ITの時代である.インターネットで誰でも,いつでも納付記録が分かるようにするのは当然だ.勿論,将来の受給額が分かる様にである.

何のために国民総背番号にしたのか?総務省の責任も追求すべきだ.国の不祥事はどの省も発覚している.この際すべての省,国家公務員は総懺悔が必要だ.

2007年6月 3日 (日)

自裁

農林水産大臣が,議院宿舎で首を吊って自殺した.松岡利勝(62),元農林水産官僚,議院事務所として農林水産を使用しており,本来ただの光熱費として500万を計上し,委員会で追求され,なんら釈明せず居直った人である.

ところが今回,農水省所管の緑資源機構による談合事件に、松岡氏の有力支援者がかかわっていた疑惑などが浮上し、参院選への悪影響を懸念して、自民党内にも松岡氏の閣僚辞任を求める声が上がりだした矢先の自殺であった。

前日は農水省所管の東京競馬では日本ダービーが行われ,皇太子も出席されることから,農林水産大臣としてお迎えするのが通例だったが,ドタキャンし,行方が分からなかった.

日本での地位の高い人の犯罪は多く,しかし罰はあまりに軽すぎる,と何度も書いてきたが,自殺は自らを裁く最も重い刑といえる.おそらく緑資源機構問題では刑事責任となるのは確実だったのだろう.

裁判は犯した罪に対し罰を下すことが第一義であるが,今後の再発防止や,後世に現在の法学を残す意味もある.自殺は罪を償ったとはいえるが,再発防止のための事実は大きく隠蔽されてしまった.

タイトルは江藤淳が遺書に書いたものだが,文芸評論で大きな足跡を残した江藤は内儀に先立たれ,新たな創作を生み出す気力が無くなったことに対して自裁したのだった.同じ自裁でも、その人生に持つ意味は対極にある.

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