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2006年11月 4日 (土)

教育

高校課程の履修不足が問題となっている。全国の高校の10%が不正をしており、監督する教育委員会も是認していたようだ。この問題は、少しでも偏差値の高い大学への進学を希望する父兄と、評価されることとなった高校の両者の暗黙の合意形成がなされたことによるのだろう。

これは通常の課程を学んだ学生と、受験に特化して勉強した学生とでは、明らかに不公平である。又、履修不足であるから大学受験の資格の無い生徒が大学に入学するのは違法のはずである。たが文部科学省は本当の被害者は生徒だ、などと議論を摩り替えて、自らの管理責任を逃れようとしている。

不正義が教育の現場で起きていることは重大であるが、しかし、受験に不正は昔からあった。科挙の時代からである。だから見逃しても良いことにはならないが、ほぼ全員が進学している高校教育まで、この際だから中身を見直したらどうか?問題となっている世界史や日本史の中身はどうなのか、例えば東京裁判をどう教えているのかなど、今の戦争を知らない日本人にとってもっとも重要ではないのか?

昔を思い出せば、世界史や日本史の授業は全く興味が湧かなかった。日本史については、社会人となってから歴史小説を片端から読んで、学んだ思っている。だから私から見れば今回の事件については、少なくとも今の教科書について学ばなくても、当の生徒にとってはどちらでも良いと思っている。そのことがより深刻だ。

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